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少し英語が話せるようになってくると、ボキャブラリーはとても大切です。日本語では言いたいことが出てくるのにそれに値する英単語がすぐに浮かばなければ、言いたいことを伝えるのに時間がかかってしまいます。
また英単語はTOEICや英検をはじめ、各種検定試験や大学受験でも大切です。DMEやカランでも最後まで終えられれば各種検定試験や受験に十分な量の英単語を習得できますが、会話が主体のため、すこし時間がかかってしまいます。
会話はDMEやカランで訓練をして、ボキャブラリーはボキャブラリービルディングクラスで“覚える”事に集中するのが賢い方法です。
通常一人で単語を覚えるときには、何度も単語を書いてみたり、単語カードを使って覚えたりしますが、覚えるのを手助けしてくれる先生がいるだけで、まず定着率があがりますし、モチベーションの維持にも役立ちます。また、覚える過程においては先生とのやり取りで目や手、耳を使い想像力も働かせながら覚えていくためさらに単語を覚えやすく、かつメソッド学習のノウハウを用いた独自のレビューシステムを用いているため、効果的に単語力を向上することが可能です。
イングリッシュベルのボキャブラリービルディングクラスでは市販のテキストブックから、最適と思われる2冊を厳選して使用しています。その1つ目はDUO3.0というテキストブックです。DUO 3.0は単語本のベストセラーで、2000年に3.0バージョンが発行されてから既に20年近く年間英語学習者のバイブル的存在となっています。
DUOの良いところは、重要な単語と熟語が組み込まれた短い文章を、場面を想像しながら覚えることができるため、定着率が高いという点です。しかも すべての単語、熟語(現代英語の重要単語1600語・重要熟語1000語)が重複無く560の文章に凝縮されており、効率的に単語を学べます。
例えば、この例文には

Medical breakthroughs have brought about great benefits for humanity as a whole.
医学の飛躍的発展は人類全体に多大な恩恵をもたらしてきた。
重要単語4語 medical breakthrough benefit humanity
重要熟語2語 bring about... ... as a whole
上記の6語が凝縮されています。
さらに、出版にはアメリカの大学教授を含む15名のネイティブにより監修されているため、不自然な英文はありません。
DUO3.0は一般の書店やAmazonにて購入が可能です。ボキャブラリービルディングクラスを取られる生徒様は、DUO3.0を事前にご購入ください。

2つ目のテキストブックは、こちらも大学受験のバイブル的存在でもあるSYSTEM英単語(5訂版)です。
システム英単語はDUOよりも短い文章(ミニマムフレーズ)で成り立っており、レベルが初めのページは簡単で、だんだんと難しくなるように設計されているため、DUOのようにすこし長い文章では難しいとお感じになられる生徒様にも学んでいただきやすいテキストブックとなっています。
システム英単語の大きな特徴となっているこの「ミニマルフレーズ」は1つが2~5語程度の短い語句で成り、バラバラで覚えるよりはるかに楽にフレーズで英単語を覚えることができます。このフレーズを完成させるために著者は過去の入試問題10000回分、現代英語4億語のデータベースを使用し、それに基づいて入試で現実に出会う頻度が高い順、いいかえれば「重要な順」に、最適なミニマルフレーズが収録されました。
そもそもの目的としては受験準備のためにつくられたテキストブックであるため、大学受験を控える学生の生徒様にはもちろんのこと、ベーシックレベルから重要英単語を覚えやすい方法で学びたいという生徒様にお勧めです。
ご購入の際は5訂版をお求めください。(SYSTEM英単語にはいろいろなバージョンがございますのでお求めの際はお間違えの無いようにお願いいたします)
なお、ボキャブラリービルディングクラス(特にDUO3.0)では日本語は全く使わず英語のみでレッスンが行われるため、初心者の方には向いていません。初心者の方はまずはDMEまたはカランでStage5まで終えられてからボキャブラリービルディングクラスをはじめられるほうが効果的です。

3つ目のテキストブックは、こちらも大学受験にはかかせない速読英単語 必修編[改訂第7版]です。
速読英単語 必修編にはDUOやSYSTEMとは異なり、小さなストーリーで構成されています。それぞれ短いながらも興味を引くストーリーの英文が、難易度順に掲載されています。やさしいストーリーからはじまり、最後は難しめのストーリーへと段階的に難易度があがってゆくため自然とレベルアップします。身近な文章よりもストーリーをもとに頭の中で風景を考えながら単語を覚えたいという方に最適です。
速読英単語 必修編は一つにつき70〜250wordsで出来たストーリーと共に単語を暗記することができるため覚えやすくなっています。またストーリーであるため単語力、速読力の学習に加え読解力の学習も併せて行うことができます。ストーリーとはいえ一つ一つは短いストーリーのため、長文読解は苦手というレベルでも使用しやすい教材となっています。掲載単語数は見出しの単語が1900語、関連語が1350語です。
こちらも大学受験準備のためにつくられた教材であるため、大学受験を控える学生の生徒様にはもちろんのこと、ベーシックレベルから重要英単語を覚えやすい方法で学びたいという生徒様にお勧めです。
ご購入の際は速読英単語 必修編[改訂第7版]をお求めください。(速読英単語にはいろいろなバージョンがございますのでお求めの際はお間違えの無いようにお願いいたします)
まず、レッスンの際にはテキストは常に閉じていてください。どうしても分からない単語があった場合には開いて確認していただくので、手の届くところに置いていてください。
予習は全くしないでください。(DUOを用いた学習では、「覚える過程」がレッスンのキーです。予習をしてしまうと「覚える過程」ではなく「思い出す過程」になってしまいますので予習はしないでください。
  1. 先生が重要単語を発声しますのでリピートしてください。
  2. 続いて先生がセンテンスを2度読み上げますので、リピートしてください。(わからない単語があっても耳から聞こえたようにリピートしてください。)
  3. 分からない単語があるかどうか尋ねられますので、どの単語が分からなかったかを先生に伝えてください。
  4. 分からない単語は同意語や反意語、短文などを使って先生が英語で説明します。(先生に説明してもらっても意味が分からない単語は潔くテキストを開いて確認してしまいまょう。考えるのに10秒以上費やさないようにしてください。)
  5. いくつかの重要単語については単語を使った短文を瞬時に作るよう指示がありますので指示に従って作ってください。
  6. 最後に、再度先生が例文を読み上げますのでリピートしてください。
  7. 前回のレッスンで学んだ部分は、次の2回のレッスンで再度復習します。また、DUOには45のセクションがありますが、2セクション毎に再度復習が行われるため結果的には1つの文章を4回学ぶことになります。
SYSTEM英単語を用いたレッスンはDUOのレッスンよりもシンプルです。
まず、レッスンの際にはテキストは常に閉じていてください。どうしても分からない単語があった場合には開いて確認していただくので、手の届くところに置いていてください。
予習は時間があればしてください。 (予習のしすぎは逆効果になりますのでサラッと予習までにとどめましょう)
  1. 先生が重要単語を発声します。
  2. 生徒様にはその単語の説明、または同義語を言っていただきます。(10秒以上悩まないでください。10秒考えてわからない場合は先生に意味を聞いてください。)
  3. 次に生徒様にその単語を使った文章を作っていただきます。
  4. この繰り返しでレッスンが続きます。
  5. 前回のレッスンで学んだ部分は、次の2回のレッスンで再度復習します。
速読英単語 必修編[改訂第7版]を用いたレッスンではテキストブックをお読みいただく部分がありますが、基本的には閉じておいていただきます。
また、どうしても分からない単語があった場合にも開いて確認していただくので、手の届くところに置いていてください。
予習は時間があればしてください。 (予習のしすぎは逆効果になりますのでサラッと予習までにとどめましょう)
  1. 先生が設問と選択肢、ストーリーを読みます。
  2. 読み上げた内容は理解されたかどうか確認させていただきます。理解できなかったという場合はもう一度読み上げます。理解された場合は設問と選択肢をもう一度読み上げますので回答してください。
  3. 次に新出単語を先生が挙げますのでその意味を生徒様の言葉で説明してください。
  4. 単語の理解が深まったらテキストブックを開き、なるべく速い速度で文章を読み上げてください。
  5. この繰り返しでレッスンが続きます。
  6. 前回のレッスンで学んだ部分は、次のレッスンで再度復習します。また、10つのストーリー毎に単語の再復習を行います。
※1度覚えたことを忘れてしまう事を恥ずかしいと思わないでください。忘れたらレッスンで思い出して、また忘れて思い出して、を繰り返すことで記憶は定着します。忘れることは覚えるためのプロセスと考えてください。
※レッスンの時に先生に良いところを見せようと思って予習をたっぷりしてしまわないようにしてください。ボキャブラリービルディングクラスでは「覚える過程」そのものがレッスンです。事前に覚えたことを披露する場ではありません。
※ボキャブラリービルディングクラスを取られる頻度は、2,3日に1回(25分)程度をお勧めします。あまり短期間に詰め込み過ぎるとその時だけは覚えていても時間がたつとすっかり忘れてしまいますので、良い具合に時間を空けてレッスンされることをお勧めします。
※メソッド学習と同じく、単語学習では繰り返しが大切な鍵となります。レッスン後には本を開いて復習するようにしましょう。
※ボキャブラリービルディングクラスでは日本語は全く使わず英語のみでレッスンが行われるため、初心者の方には向いていません。初心者の方はまずはDMEまたはカランでStage5まで終えられてからボキャブラリービルディングクラスをはじめられるほうが効果的です。
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