イングリッシュベルコラム

【第2回】英語が習慣になるまでの道のり。1ヶ月で学習の土台をつくる方法

英語学習の土台

読了時間:約5分



■ はじめに:「気合」ではなく「仕組み」で続ける

「今度こそ続けよう」と意気込んで始めた英語学習。
最初の数日はやる気に満ちていても、気づけば教材を開かなくなったり、
レッスン予約を後回しにしてしまったり…。

多くの人がつまずくのは、英語そのものの難しさではなく、
“続ける仕組み”がないことです。

英語学習を長く続けるには、気合やモチベーションよりも、
「どうすれば続けられるか」という“仕組みづくり”が欠かせません。

English Bellでは、無料カウンセリングで「最初の1ヶ月をどう過ごすか」を一緒に考え、
無理なく続けるためのステップを提案しています。

本記事では、その中でも特に重要な3つの習慣化ステップをご紹介します。


■ ステップ①:最初の1ヶ月は「短期目標」に集中する

英語を話せるようになるには、一定の時間と積み重ねが必要です。
けれど、「1年後にはペラペラに」と最初から大きな目標を掲げると、
道のりの長さに気持ちが折れてしまうこともあります。

まずは、“1ヶ月だけ続ける”ことに集中しましょう。

この1ヶ月で英語学習のペースを生活に取り込めれば、それが“習慣の種”になります。
たとえば次のような短期目標を立ててみてください。

「1ヶ月だけ頑張ってみよう」と区切ることで、心理的なハードルが下がります。
English Bellのカウンセリングでも、こうした現実的で達成しやすい目標設定を一緒に行います。

大切なのは、“完璧さ”よりも“続けられる形”をつくることです。


■ ステップ②:週ごとにステップアップする

習慣を定着させるには、最初から完璧を目指さず、
少しずつ負荷を上げることがポイントです。

【1週目】
がんばりすぎず、「学習リズムに慣れる」ことを目標に。
まずはレッスンや教材に触れる時間を固定します。

【2週目】
継続できたら、1回の学習時間を少し増やしてみましょう。
復習を5分加える、レッスン後にメモを取るなど、無理のない工夫を。

【3週目】
ペースを安定させる時期。
「続けられている」という実感が、自信につながります。

【4週目】
1ヶ月を振り返り、できたこと・続けづらかったことを整理。
「次の1ヶ月はどう進めるか」を決めて、自然なサイクルをつくります。

このように週単位で小さな達成を積み重ねていくことで、
英語学習は“特別なこと”ではなく“日常の一部”になります。


■ ステップ③:毎日の行動に「英語」を差し込む

英語を続けられる人ほど、生活の中に英語を取り入れるのが上手です。
「勉強する時間をつくる」のではなく、「いつもの行動に英語を足す」感覚です。
たとえば――

「気が向いたらやる」ではなく、
「この時間にやる」と決めておくことで、継続率がぐんと上がります。

英語は習慣に組み込んでこそ、自然と身につくもの。
毎日のルーティンの中に英語を少しずつ混ぜていくことが、
“続ける力”を育てる最短ルートです。


■ 「使える英語」は、まず“続ける力”から生まれる

始めの1ヶ月で、すぐに英語が話せるようになる必要はありません。
この時期は、英語を学ぶ習慣を生活の中に根づかせる期間です。

どんなに良い教材やクラスでも、続けられなければ成果は出ません。
英語学習の成功は、習慣化の上に成り立ちます。

最初の1ヶ月は、

この3つを意識するだけで十分です。
この1ヶ月は、“成果を出すための期間”ではなく、
“成果を出せる自分になるための準備期間”

焦らず、継続の仕組みを整えることが、英語を「使える力」に変えていく第一歩です。


■ まとめ:最初の1ヶ月がすべての始まり

「続けたいのに、いつも途中で止まってしまう」
そんな方こそ、最初の1ヶ月を習慣づくりの期間ととらえてみてください。

短期目標を立て、週ごとに少しずつペースを整え、
日常の中に英語を差し込む。

English Bellでは、カウンセラーがあなたの学習を一緒に見守りながら、
無理なく続けられる方法を提案しています。

英語を学ぶ時間が「特別なこと」ではなく、「自分の生活の一部」になったとき、
学習はぐっと楽しく、続けやすくなります。

焦らず、あせらず。
まずは“英語のある毎日”をつくることから始めてみましょう。


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