【第2回】英語が習慣になるまでの道のり。1ヶ月で学習の土台をつくる方法

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■ はじめに:「気合」ではなく「仕組み」で続ける
「今度こそ続けよう」と意気込んで始めた英語学習。
最初の数日はやる気に満ちていても、気づけば教材を開かなくなったり、
レッスン予約を後回しにしてしまったり…。
多くの人がつまずくのは、英語そのものの難しさではなく、
“続ける仕組み”がないことです。
英語学習を長く続けるには、気合やモチベーションよりも、
「どうすれば続けられるか」という“仕組みづくり”が欠かせません。
English Bellでは、無料カウンセリングで「最初の1ヶ月をどう過ごすか」を一緒に考え、
無理なく続けるためのステップを提案しています。
本記事では、その中でも特に重要な3つの習慣化ステップをご紹介します。
■ ステップ①:最初の1ヶ月は「短期目標」に集中する
英語を話せるようになるには、一定の時間と積み重ねが必要です。
けれど、「1年後にはペラペラに」と最初から大きな目標を掲げると、
道のりの長さに気持ちが折れてしまうこともあります。
まずは、“1ヶ月だけ続ける”ことに集中しましょう。
この1ヶ月で英語学習のペースを生活に取り込めれば、それが“習慣の種”になります。
たとえば次のような短期目標を立ててみてください。
- ・週4回のレッスン受講を続ける
- ・平日は毎日10分、予習・復習をする
- ・寝る前に英語で1フレーズつぶやく
「1ヶ月だけ頑張ってみよう」と区切ることで、心理的なハードルが下がります。
English Bellのカウンセリングでも、こうした現実的で達成しやすい目標設定を一緒に行います。
大切なのは、“完璧さ”よりも“続けられる形”をつくることです。
■ ステップ②:週ごとにステップアップする
習慣を定着させるには、最初から完璧を目指さず、
少しずつ負荷を上げることがポイントです。
【1週目】
がんばりすぎず、「学習リズムに慣れる」ことを目標に。
まずはレッスンや教材に触れる時間を固定します。
【2週目】
継続できたら、1回の学習時間を少し増やしてみましょう。
復習を5分加える、レッスン後にメモを取るなど、無理のない工夫を。
【3週目】
ペースを安定させる時期。
「続けられている」という実感が、自信につながります。
【4週目】
1ヶ月を振り返り、できたこと・続けづらかったことを整理。
「次の1ヶ月はどう進めるか」を決めて、自然なサイクルをつくります。
このように週単位で小さな達成を積み重ねていくことで、
英語学習は“特別なこと”ではなく“日常の一部”になります。
■ ステップ③:毎日の行動に「英語」を差し込む
英語を続けられる人ほど、生活の中に英語を取り入れるのが上手です。
「勉強する時間をつくる」のではなく、「いつもの行動に英語を足す」感覚です。
たとえば――
- ・通勤・通学中に英語音声を聴く
- ・朝の支度中に英語で独り言を言う
- ・レッスンは決まった曜日・時間に固定する
- ・英語で1文だけ日記を書く
「気が向いたらやる」ではなく、
「この時間にやる」と決めておくことで、継続率がぐんと上がります。
英語は習慣に組み込んでこそ、自然と身につくもの。
毎日のルーティンの中に英語を少しずつ混ぜていくことが、
“続ける力”を育てる最短ルートです。
■ 「使える英語」は、まず“続ける力”から生まれる
始めの1ヶ月で、すぐに英語が話せるようになる必要はありません。
この時期は、英語を学ぶ習慣を生活の中に根づかせる期間です。
どんなに良い教材やクラスでも、続けられなければ成果は出ません。
英語学習の成功は、習慣化の上に成り立ちます。
最初の1ヶ月は、
- ・学ぶ時間や環境を固定する
- ・小さな行動を積み重ねる
- ・続けられた自分を認める
この3つを意識するだけで十分です。
この1ヶ月は、“成果を出すための期間”ではなく、
“成果を出せる自分になるための準備期間”
焦らず、継続の仕組みを整えることが、英語を「使える力」に変えていく第一歩です。
■ まとめ:最初の1ヶ月がすべての始まり
「続けたいのに、いつも途中で止まってしまう」
そんな方こそ、最初の1ヶ月を習慣づくりの期間ととらえてみてください。
短期目標を立て、週ごとに少しずつペースを整え、
日常の中に英語を差し込む。
English Bellでは、カウンセラーがあなたの学習を一緒に見守りながら、
無理なく続けられる方法を提案しています。
英語を学ぶ時間が「特別なこと」ではなく、「自分の生活の一部」になったとき、
学習はぐっと楽しく、続けやすくなります。
焦らず、あせらず。
まずは“英語のある毎日”をつくることから始めてみましょう。
