【第9回】スキマ時間が武器になる!忙しい人のための時短英語術

「忙しいからできない」は本当?
英語を学びたい気持ちはあるのに、仕事・家事・育児…毎日がバタバタでゆっくり勉強する時間がない。
そんな悩みを抱える方はとても多いです。
でも、実際に英語力を伸ばしているのは、
まとまった勉強時間が取れる人よりも、“スキマ時間”を使うのが上手な人。
1時間の勉強ができなくても、
3分 × 10回、5分 × 5回 の方が結果的に大きな差になります。
「忙しい=できない」ではなく、
「忙しい=工夫次第で伸びる」 が正解です。
時短英語術①:1日10分の“固定学習”を作る
「できるときにやる」では、ほとんど実行できません。
忙しい人ほど有効なのが “固定化”。
- 朝の通勤で英語ニュースを5分聴く
- 昼休みに単語を5つ覚える
- 夜寝る前に英文を5分だけ読む
このように 時間と内容をセットで決めておく と、脳が自動的に動くため習慣になりやすくなります。
1日10分でも、365日続ければ 60時間以上の学習 に。
「まとまった時間がない」人ほど、この“小さな固定習慣”が大きな成果につながります。
時短英語術②:日常の行動に“ながら英語”を混ぜる
忙しい人の最大の武器は、ゼロから時間を作らないこと。
日常の動作に英語を組み合わせれば、それがそのまま学習時間になります。
例:ながら英語のアイデア
- 料理・洗濯など家事の間にPodcastを流す
- 歩きながら英文の音読(小声でOK)
- スマホを開いたら英語アプリ1問
- 車・電車移動は英語音声を流しっぱなし
英語学習で最も大切なのは「英語との接触頻度」。
短くても回数が増えれば、脳が英語を“日常の音”として認識し、理解力が自然と上がっていきます。
時短英語術③:時間別の“学習メニュー”を持っておく
「今日は3分しかない…」「今なら30分取れそう」
忙しい人は、日によって使える時間が大きく変わります。
そこで便利なのが、あらかじめ “時間別メニュー” を用意しておくこと。
▼ 時間別メニューの例
【3分】
- 単語アプリ1トピック
- 例文1つ音読
- 英語ニュースのタイトルだけ読む
【10分】
- 短いYouTube英語動画を1本視聴
- 簡単な英語記事を読む
- 通勤中にPodcastを1エピソード聴く
【30分】
- オンライン英会話レッスン1コマ
- Picture Descriptionで写真を描写
- ニュース記事を読む+要点を1分でまとめる
“時間ができてから考える”と、ほぼ何もできません。
忙しい人ほど、 「時間が来たら迷わず実行できる仕組み」 が必要です。
時短英語術④:オンライン英会話を“効率の良い投資”にする
まとまった時間が取れない人こそ、
オンライン英会話の25分は非常にコスパの良い学習 になります。
- “話す練習”はひとりでは難しい
- スピーキングは数分の練習でも効果がある
- 相手がいることで集中力が保てる
English Bellなら、日常英会話・Small Talk・DME・Picture Descriptionなど、
その日の気分と目的でクラスを選べるので、時間を無駄にしません。
特に忙しい日こそ、DMEやSmall Talkのような短時間で質の高い発話練習 が効果的です。
忙しい人ほど英語学習が続く理由
時間が限られている人は、次のような強みがあります。
- 集中力が続く
- 無駄を省ける
- “少しでもやる”という姿勢が身につく
- 習慣に落とし込みやすい
実際、英語が話せるようになった方の多くは
1日5〜15分の積み重ねを大切にしています。
逆に、時間がたっぷりある人ほど、
「後でやろう」が増えて続かないことも多いのです。
まとめ:スキマ時間こそ、あなたの最強の味方
英語学習は “長時間やる人が勝つ” わけではありません。
短くても止めなければ、必ず伸びます。
- 1日10分の固定学習
- 日常と組み合わせる「ながら英語」
- 時間別メニューの準備
- オンライン英会話の効率的活用
忙しいあなたこそ、英語学習の達人になれます。
次回はいよいよ最終回。
「完璧じゃなくて大丈夫!」という、英語学習を続けるためのマインドセットをお届けします。


